2013年8月26日月曜日

シフトコントロールワイヤーの調整

50ccのVESPAと比べれば、排気量が2.5倍なので、当たり前と言えば当たり前ですが、とにかく速いと言うか、トルクフルな走りで気持ち良いです。
これなら、右折も苦になりません。
そして、排気音も、鼓動感も大きく、とても気持ち良いです。
と言う訳で、VESPA乗っている僕は、多分、だらしない顔と言うか、しまりが無い顔と言うか、ニヤケタ、いや、笑顔で乗っています、絶対に…。
そんな、気持ちの良い走りをしてくれるET3ですが、やはり、車重とパワーがある分ブレーキは、更に効かない感じがします。
取り敢えず、ブレーキは、異常があるわけでも無さそうなので、後輪ブレーキ重視で慣れていくしかないと思っています。

そんな、僕のVESPAですが、50cc時代と比べて、かなりの違和感があるのがシフトチェンジ。
50ccの時は、もっと気持ち良く、カツン、カツンとシフトチェンジが決まっていたような気がします。
3速と4速の違いなのか?調整が悪いのか?



なんとなく、ニュートラルの位置がずれている感じ…。
べスパに乗る時の、楽しみの一つの、ハンドチェンジ。これが気持ちよく決まらないのは、やはり許せないので、調整してみることに…。










早速、べスパ購入前にすでに購入してあった、「VESPA」という本の、シフトコントロールワイヤの調整方法を熟読して…。




先ずは、シフトリンクのワイヤーのカバーを外して。






シフトコントロールのリンクにアクセスします。
何やら、車両全体の美しさとは裏腹に、油汚れが酷いので、まずは掃除から。
画像は、そこそこ掃除した後のものです。念のため。
件の本では、4速に入れて、ケース側の合いマークとリンクの合いマークを合わせると書いてありますが…。
合いマークがどこにあるかよく分かりません。更に念入りに掃除してみたけど、やはり良く分かりません。
仕方がないので、一旦ニュートラルにして、二本のワイヤーの遊びを均等にしてみることに。
ニュートラルにしてワイヤーの遊びを比べると、車両外側のワイヤーの遊びがかなり多い気がします。
先ずは、遊びの多いほうのワイヤーの遊びを調整して、ハンドチェンジ側のインジケータのずれを確認してみることに…。





何となく、良い感じに合ってるいじゃないですか、シフトインジケータ。
もう、これだけで、ご機嫌になって、早速、近所を試走。
おぉ~、気持ちよく、カツン、カツンとシフトチチェンジが決まるじゃありませんか…。
と、思ったのものもつかの間…。
次第にとは言えない、急激にシフトチェンジが決まらなくなり、最後は、2速だけで、自転車(ロードレーサとかじゃなく、普通のママチャリね。)並のスピードでスピードでガレージに戻りました。
体中から嫌な汗が出てきました。ミッション、壊したんじゃないかと思ってね。


何とかガレージに戻って、ワイヤーを観ると、調整したはずのワイヤーの遊びが、ズルズルになって、ワイヤーエンドがリンクから外れそう。
かなりきつめに締めたつもりですが、ワイヤーが抜けてしまったようです。
想像以上にきつく締める必要があるようです。
ちょっと、安心しつつ、もう一度ワイヤーの遊びを調整して、今度はかなりしっかりと締めつけて、もう一度試運転。

良い感じになりました。カツン、カツンってシフトが決まります。またまた、にやけた僕がそこにいます。

う~ん、楽しい…。