2025年5月7日水曜日

Vespa 125 ET3令和の大修繕…。

愛車、Vespa primavera 125 ET3の令和の大修繕を完工しました…。

僕の手元に来てから初めての大掛かりな修理です。

ことの発端は、ある日、ガソリンを満タンにしてスタンドから帰宅、車庫前の段差を超えた衝撃で、燃料ホースが折れて、ガスリンをぶちまけてしまうというトラブル。

段差を超えるとプラグキャップが折れるというトラブルは、よく聞きますが、燃料ホースが折れたというのは、あまり聞かないかもしれません…。



燃料ホースを取り換えるには、タンクを外さないとできないので、タンク外したついでに色々な消耗品を取り換えつつ、点検してみました。

①.折れると評判のプラグキャップ(実際一回折れた…。)。序にプラグコードも…。これはNGKのケーブル一体の評判の良いものに取り換えました。

コードの交換自体は簡単だけど、右のエンジンから左のCDIまでのコードの引き回しが意外と大変…。もちろんスパークプラグも取り換えた。

②. ベローゴム(これが一番手こずった…。)。その時シリンダーシュラウドを外したら、Exhaustpipeのナットが脱落して、シリンダーのフィンの上に乗っていて驚いた。ファンに吸い込まれたら大きなトラブルの予感…。ぎりぎりのタイミングで気づいてよかった。

ベローゴムは、湯煎にかけて柔らかくしてsiliconsprayかけて嵌めたら意外とあっさり付いた…。

③.Exhaustpipe外した序に、ガスケット、rear brakeも外して給油&清掃、シューの面取り。当然oilsealとpackingも…。

④.ベローゴムを取り換えるにはcarburetorも外す必要があるので、carburetorのoverhaul。特に問題ないと思ったけど、フィルターが結構詰まってた…。

⑤.tank外した序に、suspensionのupper mount。

⑥.以前から剥げて気になっていた、「ET3」のemblem。




⑦.以前からグラグラしていたclutchlever。外したら、平ワッシャもウエーブワッシャも入っていなかったので、ビスとセットで取り付け。

clutchwireも給油しようと思ったら、切れ始めていたので取り換えた…。

⑧.brakeleverも、ワッシャ、ウエーブワッシャ、ビスを取り換えた…。

⑨.センタースタンドの足ゴム。これも湯煎で…。

⑩.最後に、燃料ホースとクリップ。そして、燃料tankを取付ける時、tankの淵とframeの間にcushiontapeを貼ってから、取付けた。


全ての作業が低い所だったので疲れましたが、完成して走ってみたら、すこぶる調子良くなりました。特にtankのcushionが効いたのか、変なビビリ音が減り、40km/h位で走っている時の音がとっても静かでいい感じになりました。

NGKのRacingcableの効果かエンジンもpowerupした感じでご機嫌です。





netの先人の方々の記事を参考に自分で整備して、そこそこ快調に走ってはいますが、ハンドシフトが得意なショップで全体的な整備をしていただきたいと思う今日この頃です…。



 

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