2016年3月13日日曜日

Dマウントレンズで撮る、 Vespa Primavera 125 et3

突然の、メカニカル?エレクトリカル?トラブルから立ち直り、元気いっぱいの Vespa Primavera 125 ET3。
僕も、ベスパも機嫌が良いので、今はまっている、Dマウントレンズで撮影してみました。










先日、カメラ本体ごと入手したCine ARCOと言うレンズの1/2で撮影しました。
この日は、どんよりと曇っていたので、何となく全体的に色が薄い感じです…。
それ以外は、至って平穏に普通に写る感じです。
Dマウントレンズで撮影すると、どのレンズも色合いが薄くなるみたいです。
綺麗に撮るには、カメラ側の設定が必要なのでしょうか…。









Cine ARCOの1/4。遂に手に入れた、1/4、6.5mmレンズですが…。
画像の四隅が、黒っぽくなっています。カメラ業界用語で、「ケラレル」と言うそうです…。
しかも、ピントを合わせるリングが無いので、固定焦点式。レンズを緩めたり立つ位置を変えてピントを合わせて撮影しました。

期待していたのに、ちょっと残念…。
写っている画像は、ソフトな感じでとても良いんですけど。










ZUNOWの1/4で撮影した画像です。
こちらは、ピントリングが付いているので、あまり苦労せずに比較的綺麗な写真が撮れます。
でも、やっぱり、四隅がケラレてしまいます…。
画像が綺麗なだけに、残念…。
アスペクト比を1:1にすれば気にならなくなるかもしれません…。










KINOTARと言うメーカーの6mm。6.5mmより更にくっきり、四隅がケラレテいます…。
このレンズも、ピントが調整できないのですが、レンズの取り付けを緩めたりすると想像以上に綺麗な写真が撮れます。
この位、四隅に影が写ると、007の映画のオープニングのようで逆に面白いですね。

それにしても、どのレンズも色が薄くなるのは、白黒の撮影対応のレンズだからでしょうか…。

色々、探しているうちに、次第に増えてきたDマウントレンズ。
カメラ業界用語では、「レンズ沼に嵌る」と言うそうです。
レンズ沼に嵌らぬように自制しなくては、いけませんね…。


2016年3月12日土曜日

Vespaが壊れた…。

このブログを読んでいる人は、殆どいないとは思いますが、極々稀に読んだ先輩Vespaオーナーの方達は、故障しないのが面白くなかった事と思います。
そんな、先輩Vespaオーナー期待の、僕の愛車、Vespa125ET3の初めての故障のお話です。


それは、丁度一週間前の暖かな金曜日。
野暮用が、二つあったので、暖かいと言う事もあり、愛車Vespa125ET3で出かけた時の事でした。
一つ目の用事がすんで、二つ目の場所に向かう途中、交差点でふとハンドルを見ると、ウインカー(イタリアのオートバイではブリンカーって言うらしいけど…。)が点滅していません。走行中試したら(良い子はまねをしてはいけません…。)左は作動するけど、右はだめ。
球切れかな?と思いつつ、色々想像しながら二つ目の野暮用を、気もそぞろで済ませ、本当は暖かかったので、遠回りして帰る計画を中止、一目散で帰宅したのでした。

帰宅して、先ず、点検したのはウインカースイッチ。
ここは、以前も接触不良でウインカーが暗かった事があるので。







配線の締め付けを確認して、接点を清掃して、接点復活剤を塗布してエンジンをかけてチェックします。
キックしたら一瞬エンジンがかかって、ウインカーが一回だけ点灯して、エンジン停止…。
その後、何度キックしてもエンジンがかかる兆しが全くありません。
セオリー通り、ガソリンの残量を点検して、スパークプラグを点検しようとエンジンカバーを外すと…。






なんと、プラグキャップが絵に描いたように見事に、ぽっきりと折れているではありませんか…。
「ET3は、ボディとのクリアランスが少ないので、タンデムしたり、大きなギャップを乗り越えるとボディに当たって折れる事がある。」と言う事は、一応読んで知ってはいましたが、タンデムした事無いし、僕はそんなデブじゃないし…。
でも、折れてしまったのは事実だし、元には戻らないので、先ずはどこに当たったのかを確認します。
鏡を使ってボディの内側を見てもな何かが当たった形跡はありません。








エンジンカバーの裏を見ると、明らかに何かが擦れた跡が。でも、それは、そんな前からではなさそう。塗装も剥げていないので、トラブルが起きたのは最近の様です。
取り敢えず、プラグキャップを外して、原因を探る事にします。
折れた、プラグキャップを外すと、スパークプラグのターミナルが緩んで、スパークプラグから浮いていました。
プラグキャップの中で回転して緩んだのでしょうか?
これが原因で、クリアランスが少なくなってカバーに接触したか、これが原因で、プラグキャップの向きが変わってカバーに接触して折れたようです。
折れたキャップは、NGK製。前オーナーが、信頼性を上げるために取り換えたのか折れて取り替えたのかは、知る由もありませんがオリジナルではないと思います。
折れた物は仕方が無いので、近所の二輪館で買って来たのは…。











積み重ねた信頼と安心感の、NGK製。元々装着されていた物と同等品のLZ50F-R。本当は、黄色が欲しかったのですが、どうやら赤しかないみたいなので、妥協して…。
黄色…、ヴァレの好きな色、僕の好きな色…。パワーが出そうな色…。












折れたプラグキャップを外して、プラグコードを少し切って、新しいプラグキャップを取り付けて、念のため、スパークプラグの状態を確認。
こんがりきつね色の、良好な燃焼状態を確認して、外した部品を復元。
燃料コックをオンにして、キック。一発でエンジン始動。排気音も心なしか力強くなったような気がする。








ウインカーも、力強く点滅して、無事修理完了。



それにしても、僕のVespaちゃん、初めてのメカニカルトラブル?エレクトリカルトラブル、をウインカーで、知らせてくれたみたいです。
ウインカーが、通常通り点滅していたら、野暮用の後、遠回りして、とんでもない所でエンジンが止まって悲惨な目にあった事でしょう…。
僕のVespa125ET3、ますます、愛おしさが増してくるのでした。