エアーインテークチューブを小食の胃袋タイプに取り替えてから調子を崩していた、スーパーカブC105。
キャブレターのジェットを交換して、大幅にセッティングを変えたら、好調になったのも束の間…。
いよいよ本格的に、調子が悪くなったので、あちこち点検してみました。
更に、オーバーフローも酷くなってきたので、先ずは、コックとニードルバルブの点検…。
燃料コックとキャブレターが一体なので、キャブレーターの脱着が地味に面倒…。
この黒い物体がフロートで、真ん中の針が、ニードル。このフロートが、フロートチャンバーの中をガソリンに浮いて上下に移動する。
よく、先人たちのブログを見るとキースター製は、オーバーフローが止まらないという噂があるので疑ってみたけど、大丈夫そう…。ごめんなさい、キースターさん…。
ここで気づいたのが、ニードルバルブの締付け…。写真の白いナンバーの封緘のようなパーツに、タンクから来たガソリンが、溜まって少しづつニードルバルブからフロートチャンバーに流れていく。
写真のパーツの真ん中の物体がニードルバルブ…。で、ここの締付けが弱かったり、封緘丈のパーツと上のガスケットのなじみが悪かったりすると、ガソリンが封緘状のパーツの上から、ガソリンがフロートチャンバーに流れ込んでしまう。締付けを確認すると、普通にジェットの締付けトルク位では締まっているけどガスケットの当りとを確認しつつ締め付けていくと、かなり締まっていく…。
どうやら、仮説通り、ここからガソリンが流れていた様子…。
キースター製はオーバーフローが止まらないという都市伝説を、覆せた。三日もコック開けっ放しでもオーバーフローはしなくなった。
キャブのセッティングも、ノーマルから大きく外れていたけど、そのままだと絶不調で、走れない。
一度標準に戻し、再セッティング…。結果は…。
パイロットジェット:#43標準より一段リッチ。
メインジェット :#88標準と同じ。
ジェットニードル : D-RR(クリップ位置は三段目)
クリップ位置に関しては、標準が二段目説と三段目説があるのでどっちが正しいかわからないけど、全体的に標準的なセッティングに近いところで普通に走るようになった…。
めでたしめでたし…。
ニードルバルブの締付けは、普通のドライバーだとバルブ壊すかもね…。適正な工具を使いましょう…。
真似して壊しても知らないよ…。
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