なんとなく、トラブルも無く、これと言って可もなく不可もなく、普通に走っているスーパーカブC105…。
手に入れた時、付いていた、インテークチューブは、途中が太くなっているタイプでしたが、キャブレターの接続部分が切れていて使い物になりませんでした。
簡単に手に入る、安いリプロパーツを買ったら、キャブの差し込み部分がガバガバで、途中の膨らみもなく不安と不満の塊でした。ヤフオクに出てくる、中古のパーツも、ストレートなタイプばかりだけど安いので、中古の純正部品を使ってました。
ある日、NOSの胃袋型が出品されましたが、あえなく敗退…。だって、想像を絶する値段になっちゃたんだもの…。
そんなある日、中古の求めていた形のパーツが出品されたので、今度はちょっとだけ頑張って落札…。
喜び勇んで、取り付けて、トルクが増えるのかな?高回転域で、パワーアップするのかな?と期待に胸を弾ませ、早速試運転…。ところが、何と言事でしょう、絶不調で、全く走りません…。泣きたい気分です…。燃料が上手く流れないような、ちょっとアクセル開けると止まりそうになって。また走り出す感じ…。
燃料が、流れていないような感じだったので、キャップの空気穴を掃除したら、なんとなく走るようになったので、これで作業終了かと思ったけど、走ってみると、どうもすっきりしないので、キャブのセッティングを見直すことに…。
車両を手に入れた時に買った、キースターの燃調キットを探し出して、取説読みながらリセッティング…。
キャブのジェット交換を伴うセッティングなんて経験がなかったので、ちょっと迷ったり、回り道をしたけどなんとかできたみたいな感じ…。
パイロットジェット: #37(L)、メインジェット:#95(RR) ジェットニードル:13233(D-S)クリップ、二段目。
こんな感じで、低速から高速まで淀みなく回転が上がり、加速感も良い感じになりました。
低速域は、ちょっと薄くして、高速域は、かなり濃くした感じです。吸入効率がちょっと良くなったので、高速域は、今までよりちょっと濃い、標準より比べるとだいぶ濃いセット、逆に中、低速域は標準よりちょっと薄い感じで落ち着きました。
高速域は、マフラーの中身がスカスカなのも影響してるのかもしれません…。見た目奇麗なノーマルマフラーですが爆音です。中低速域は、なぜ薄くして調子が良くなったのかは不明です…。
という事で、今回は、部品の変更のタイミングで、ちょっとしたトラブルもあったのでちょっと、遠回りしちゃいましたがなんとなく調子を取り戻したようです。
シンプルで、華奢な感じのダウンドラフトキャブと、OHVエンジン意外と繊細なんだな…。
因みに世間では、セッティングが出ていれば70km/hは余裕で出るとか言われてますが、出るかもしれないけど、所詮は古い55ccエンジン。そんなにスピード出しても、楽しくないのでゆっくり走ってます。40~50km/h位で巡行が楽しいです…。